上原農園を選んだ理由は「岩澤信夫」氏の唱える栽培方法が学校として運営されており(当時)素人でもOK、しかも通える距離、その系統の栽培会の会長さん直々のご指導が受けられると好条件で飛びつきました。
上原会長は真面目で優しい人物。代々の農家さんで親の代から無農薬をやっている、ご本人は元兼業農家、引退後専業農家となる。機械や倉庫が清潔、整理整頓され理想的な農業設備の環境。猫やガチョウがいて倉庫、作業場、田んぼ、畑。そうそうコレコレという感じの農家さんです。当然いただくものは作ったもの、コレもいままで多少は経験がありましたが、普通に「作ったものを食べる」感覚はここで初めて経験しました。
講座の内容は、「種もみ」から「商品」として箱詰め、お客様へ発送までのプログラムです。農家さんが「不耕起栽培」で「農業経営」する目的。自分は田んぼに関わることが初めてなので言葉や単位から、講座内容はプロ農家用なので感覚的に不明な点は繰り返し学習して作業は真剣に取り組んだ。初めて自分で作ったお米を食べた喜びは大きく、食べたいから「作りたい」に変化。人により美味しいとは感覚なので「コレが美味しい」などの決まりは無く、人から「美味しい?」と聞かれると「普通」と答えていた。「自分で作って自分で食べる」ことの方が喜びが大きいのだ。お金さえあれば美味しいのは東京の一流料亭で厳選された食材を一流の料理人さんが出してくれるものをいつでも食べることができる。「自分で作って自分で食べる」のは自分で作らないとできない。自分の価値観を大事にしたい。